医療福祉相談室
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どうして病院に福祉職がいるのでしょうか?
一般に「治療は成功した」と言われていることと、日頃私たちが「治った」「治してもらってよかった・・・」と感じることの間に何か開きを感じたことはありませんか?
人類の歴史をず~っと遡っていくと、傷病による苦しさを取り除き、人々に笑顔を取り戻す手段として「医療」が誕生したように思います。
が、こんなに複雑化した現代社会では、傷病による苦しみを取り除く努力(治療)だけではなく、同時に、傷病に伴って生じた様々な生活のしづらさに対応してあらゆる手だてを駆使していかなければ「治してもらってよかった・・・」という状況(心境)になりづらいこともしばしばあるのではないでしょうか。
たまたま病気になってしまったことで経済的に困窮してしまったり、精神的に混乱してしまったり、身体的ハンディキャップが残ったことで困ったり、または介護について不安や大変さがあるときや何かちょっと聞いてみたいけど何処に聞いたらいいいかわからないとき、あるいは当院の医療サービスについて納得がいかないときなどお気軽に医療福祉相談室にお声をかけてみてください。私たちは、そのような問題に対応する為の方法論や解決技法(ソーシャルワーク)を学んできた福祉の専門職(医療ソーシャルワーカー)です。
生活者としての患者様が、お一人お一人の価値観に基づいてそれぞれの生活に出来るだけスムーズに戻っていかれることが出来ますよう、そして、笑顔が少しでもふえ「治ってよかった・・・」「診て(看て)もらってよかった・・・」と思っていただけるよう、それぞれのお話をお伺いしながら援助させていただきたいと思っています。又、そのことを通して、高度化・専門化した医療の中で、少しでも患者様やご家族の不安感を和らげるためのお手伝いも出来ればと願います。
医療ソーシャルワーカーの役割と地域支援活動の紹介
YouTube でご視聴いただけます。
第2種診療施設
社会福祉法により、生活の困難な方々の医療を推進するため、医療相談室の設置、負担能力に応じた医療費の無料・低額の診療事業を行うなど地域の福祉と医療に対し、推進を図っております。
相談受付時間
平日 | 9:00~17:00 |
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土曜日 | 9:00~12:30 |
上記時間帯でご都合のつかない方はお申し出下さい。
- ※ご入院中で相談室までお越しになれない場合には病院職員にお申し出下さい。こちらから伺います。
- ※相談は無料です。
- スタッフ
- 医療ソーシャルワーカー4名
- 場所
- 中央棟2階 患者サポートセンター
- 電話
- TEL:0570-200678(内線522または523)