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社会福祉法人 同愛記念病院

腎臓内科人を対象とする医学系研究に関する情報公開

「腹部超音波画像検査から腎予後を推定する機械学習モデルの開発」へのご協力のお願い

この度、腹部超音波画像から腎臓の予後を予測する機械学習モデルの開発を行うことになりました。研究対象となる方の検査結果を本研究のために使用させていただきます。研究対象となる方でご自身の検査結果などの研究への使用をご承諾いただけない場合は、下記の問い合わせ先までご連絡下さい。ご協力いただけない場合でも、不利益が生じることはありません。この研究は、同愛記念病院倫理審査委員会の承認および研究機関の長の実施許可を得て行っています。

研究課題

腹部超音波画像検査から腎予後を推定する機械学習モデルの開発

研究期間

倫理委員会審査承認後 ~ 2029 年 3 月 31 日

研究目的

腹部超音波画像から腎臓の予後を予測する機械学習モデルの開発を行うことを目的とします。

研究意義

深層学習は定量化が難しい「見た目」などの特徴を学習が可能で、様々な医療用画像の診断などへの応用が期待されています。腹部超音波検査は簡便かつ被爆もない画像検査であり、腎臓病の原因や腎臓の予後の推定に経験的に使われますが、画像を用いた機械学習モデルを開発することにより、慢性腎臓病の予後予測がより正確に行えるようになると期待されます。

対象・研究方法

2007年1月1日から2025年4月30日の間に当院で腹部超音波検査を受けた患者さんを対象とします。対象となる患者さんは、外来もしくは入院で腹部超音波検査を実施された方となります。既に診療で得られた腹部超音波画像、生年月日、性別、疾患名、生活歴、家族歴、内服薬、採血・採尿結果、腎病理レポート、腹部超音波検査レポート、心臓超音波検査レポート、心電図を使用し、これらの情報を他の情報と照合しない限り特定の個人を識別できないように加工したうえで研究に利用します。取得した腹部超音波画像と関連データを用いて、機械学習モデルの学習と評価を行います。

個人情報の取り扱い

検査データおよびその他の関連情報は他の情報と照合しない限り特定の個人を識別できないように加工を行い、これに関わる個人情報は個人情報管理担当者によって厳重に管理されます。研究成果の発表時を含め、外部に公開されることは一切ありません。本研究の情報の管理責任者は、本研究の研究責任者である原 悠となります。

経済的な負担および謝礼について

本研究に関わる費用負担は一切ありません。また謝礼もありません。

利益相反

利益相反とは、研究者が企業など、自分の所属する機関以外から研究資金等を提供してもらうことによって、研究結果が特定の企業にとって都合の良いものになっているのではないか、研究結果の公表が公正に行われないのではないかなどの疑問が第三者から見て生じかねない状態のことを指します。本研究は、開示すべき利益相反関係にある企業等はありません。研究に関する利益相反の管理は、本学の利益相反マネジメント委員会により行われており、研究者の利益相反状況については適切に申告・確認されています。

利用を開始する予定日

情報公開文書公開後、2025年9月1日から診療情報の利用を開始する予定です。利用を拒否したい場合は、この期間内に下記の問い合わせ先までご連絡ください。

問い合わせ先

研究責任者: 原 悠 同愛記念病院 腎臓内科 医長(対応可能時間帯平日 9:00~17:00)
住所:〒130-8587 東京都墨田区横網2丁目1−11 TEL:0570-200678(医局)

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